代官山にある、とてもおいしいとんかつ屋。
とんかつ ぽん太。
とんかつ定食。
小ばしらのフライ。
ご飯、味噌汁、新香(定食セット)。
代官山にある、とてもおいしいとんかつ屋。
あの上野にある老舗洋食屋、本家ぽん多で修行された先代が、渋谷で1947年にお店を開いたのが始まりなんだとか。
この代官山に移転してきたのは1992年だそうです。
知人にお薦めされて初訪問。
13時40分頃の訪問で先客7名、後客0名。
お店は和で統一されており、清潔感があり落ち着いた雰囲気です。
漫画など置いてあり、昔ながらという雰囲気も感じられます。
メニューはランチもディナーも同じとの事。
ロース、ヒレという区分はなく、とんかつはとんかつ定食と単品のみになります。
他にはメンチボールやポークソテー、タンシチューなどが用意されています。
揚げ物を食べたかったので、とんかつ定食と小ばしらのフライを単品で注文。
なお、低温でじっくり揚げるらしく出てくるまで結構な時間がかかりました。
お味。
とんかつですが、見た目は上野の本家ぽん多に似ています。
独特な薄い色の衣が特徴的。
よくある衣とは違い、このクリーム色のような衣は、本家ぽん多出身なのを伺い知る事ができます。
お肉ですが、これが絶品。
ロース肉ですが、脂身は少なく身が締まっています。
さらに上質な肉特有の柔らかさがある。
この締まりと柔らかさの融合が絶妙。
ジューシーさもあり、程よい肉汁がたまりません。
脂身は端に少しある程度ですが、これもまた甘味があって実によい。
何より特徴的なのがその風味。
全く豚臭さがなく、ストレートに肉の旨味を感じる事ができる。
いやー、これにはまいった。
実においしいです。
前述の通りの独特な衣は、薄くきめ細かな衣なので、サクッと感はほとんどありません。
肉汁や熱を吸いややベチョッとしてしまう衣ですので、サクッとしたものを所望の方には合わないかも。
揚げるというよりお肉に衣をつつんで添えるといった感じです。
しかしこの衣のおかげで、この肉の旨味と肉質ができているのではないでしょうか。
さらにこの衣と肉の間には下味として適度な味付けがしてあるのがよい。
適度な塩、胡椒の風味が肉の旨味を引き出しています。
ソースや塩、醤油などを持ってきてくれるのですが、このとんかつには何もいりません。
何も付けずにそのまま頂く。
肉の旨味と衣の適度な味付けが絶妙でたまりません。
自分はとんかつの衣はサクッとしているものだ、という固定概念がありましたが、それが覆るおいしさでした。
これは…ハマってしまうかも。
付け合わせのキャベツは極細切り。
シャキッとしていて、これだけ細いキャベツは中々お目にかかれません。
さらにポテトフライが付いています。
これがホクホクしていてうまい。
なお、味噌汁は赤味噌のなめこと豆腐の味噌汁でした。
小ばしらのフライも衣が同様に特徴的。
頼んだ時は、貝柱のフライかな?と思っていたのですが、食べてみるとびっくり。
ボール状になっているこのフライ、具は本当に小さい貝柱と卵で構成されています。
これらが絶妙に合わさり、何とも言えない食感と旨味が出ている。
これがまたうまいうまい。
想像を遥かに超えるおいしさでした。
接客は店主と、そのお母さん?の組合せがいい感じ。
もの静かで黙々と仕事をこなす店主と、気配りがよく親しみ易いお母さん。
綺麗な店内と相俟って落ち着いて食べる事ができました。
しかしうまかったなぁ。
衣を含め、好みの別れそうなとんかつではありますが、自分の中では一番おいしいとんかつかも?と思えるくらいの満足感がありました。
久しぶりに感じる衝撃的なおいしさでした。
ランチ、ディナーの区分けがなく、値段はやや張りますが、食べる価値のあるお店。
近場にこれだけおいしいお店があったとは、全く知りませんでした。
書いてたらまた食べたくなってきた…。
これはまた行かなくては。
▼個人的評価
・ 味 :★★★★★(とんかつ定食)
・ 味 :★★★★★(小ばしらのフライ)
・接 客:★★★★☆
・総 合:★★★★★
【とんかつ ぽん太】
東京都渋谷区恵比寿西1-34-15 ヒルズ代官山1F [
地図]
11:30〜14:00
16:30〜20:20(L.O.)
定休日:日曜日、祭日